【プロの唎酒師おすすめ】家飲みに最適で体にも優しい「割り水」とは？

コロナ禍によるリモート勤務や飲食店の時短営業の影響もあり、頑張った自分への1日のご褒美として「家飲み」でお酒を楽しむ方が増加傾向にあります。家飲みなら終電を気にする必要もないので、夫婦や家族で一緒にお酒を楽しめる点も人気の理由です。家飲みを充実させるために、お酒の種類やおつまみに今まで以上にこだわる方も増えています。

しかし、自宅なら自由に気兼ねなくお酒を飲めるとはいえ、飲み過ぎ、食べ過ぎになると体には負担がかかります。健康を意識しつつ、家での晩酌を楽しむためにはバランスも非常に重要です。本日は、そんな「美味しく飲みたい」けど「健康にも気をつかいたい！」そんな両方の願いを叶える、上手なお水の活用方法「割り水」をご紹介いたします。美味しく健康にお酒を飲み続けるためにも、プロの唎酒師がおすすめする「割り水」の楽しみ方を学んで、「ワンランク上の味」を家飲みで楽しみませんか？

割り水の「硬度」へのこだわりでワンランク上の家飲みを

焼酎、ウイスキー（蒸留酒）を造る際に醸造家がこだわるのが「お水」です。そのお酒の味わいや飲み口を決める極めて重要な要素となります。お水は原産地によってその性質が異なりますが、その性質を決めるものの1つがお水の「硬度」です。

硬度とは、水1リットルに含まれる「マグネシウムイオン」「カルシウムイオン」の含有量の度合を指します。一般的な水の硬度の基準は以下の通りです。

【水の硬度の基準】

お酒の割り水を選ぶ際は、水の硬度を意識して選ぶことが重要です。そのお酒と相性の良い水を選ぶことで、さらにお酒を美味しく楽しめることでしょう。しかし、多くの方は水についてのくわしい知識を持ち合わせていないので、「自分が飲んでいる酒に合う水の硬度は何だろう」と疑問に思うかもしれません。お酒と水の相性については以下を参照ください。

【割り水との一般的な相性】

特徴としては、日本で作られる焼酎やウイスキー（蒸留酒）は軟水が適していて、海外のウイスキーやその他の蒸留酒は硬水が適している点です。その理由としては、お酒を造るときに使用する水（仕込み水）が関係しています。

日本原産の水はほとんどが「軟水」です。その理由は国土が狭く、急な山が多いという日本の国土にあります。日本では降った雨が採水地に達するまでに地層と接する時間が短いので、ミネラルの少ない軟水になります。一方、国土が広く、なだらかな山の多いヨーロッパの国々では、硬水が主流です。降った雨が採水地に達するまでにじっくり時間をかけて地層と接するためミネラルが多く含まれているためです。

「軟水で仕込まれたお酒には軟水が合うし、硬水で仕込まれたお酒には硬水が合う」という考え方が一般的なセオリーです。しかし、せっかくの家飲みならば、そんな常識に囚われることなく自由な組み合わせを試すことでご自身の好みに合った「お酒」と「割り水」のペアを見つけてみても良いでしょう。特にミネラル量が多い硬水を割り水に使うとお酒の味が驚くほどまろやかに感じられます。

軟水から超硬水までいっぺんにそろえて、お酒のテイスティングを試してみるのも楽しみのひとつです。

健康に気遣いながら、美味しいお酒を楽しむための「割り水」がこれ！

飲む量はほどほどにしておきたいのは山々ですが、酔ってくると自然と楽しくなってきて気がついたら飲み過ぎていた……というお酒の失敗を繰り返している方も少なくないはずです。しかし、それでは楽しい家飲みが多くの方の健康を蝕む原因になりかねません。

アルコールの利尿作用によって、カリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムをはじめ、さまざまなミネラルやビタミンが対外に排泄されます。また、お酒の飲み過ぎは「二日酔い」「悪酔い」を引き起こして、翌日の体調にも影響します。慢性的な飲み過ぎは「肥満」をはじめとした生活習慣病のリスクを高める危険性もあるでしょう。医師からお酒を止められてしまうのは、お酒好きからしたら一番厳しい節制かもしれません。できればこれからの人生も長く、お酒を楽しみ続けたいですよね。

だからこそ、健康にも気を遣いながら、より美味しいお酒を楽しむためにも「割り水」にこだわるべきでしょう。では長くお酒を楽しむためにはどんな「割り水」を選べば良いのでしょうか。そんな「割り水」選びにお困りの方にぜひおすすめしたいのが、「天海の水」です。「天海の水」は、まろやかな口当たりを楽しみながらも、失われたミネラルを豊富に補給しながらお酒を嗜める、健康にも配慮したワンランク上の家飲みを楽しめます。また、天海の水は超軟水から硬水までのラインナップをそろえているため、幅広い需要に応えることのできる海洋深層水です。

「天海の水」でギルトフリーなお酒の楽しみ方を。

「天海の水」は世界の深海を循環し、長い歳月を経てきた海洋深層水を100％使用。高知県室戸岬沖の深さ344ｍから汲み上げたものを製品化しているのが特徴です。含まれる3大ミネラル（マグネシウム・カルシウム・カリウム）は、人の体液とほとんど同じで、3：1：1の割合で含まれています。

お酒を飲んでいると、このからだにとって重要なミネラル(マグネシウム)が、分解されたアルコールとともに体外へ排出されていきます。ちなみに、アルコールが分解されるとアセドアルデヒドとなるのですが、これが次の日の体調にも影響してくるのです。これを助けてくれるのがミネラルの1つ、マグネシウムです。

しかし、マグネシウムは体内でつくることができないため、天海の水を割り水として飲んでいただくことことで、お水にくっついている、豊富なマグネシウムでバランスを補完しながら晩酌していただくことができます。口当たりも美味しく、翌日のスッキリ感もサポートしてくれるなんて、一石二鳥ですね。

また、現代人には不足しがちと言われているミネラルをこれだけ含んでいながらも、いくら飲んでもカロリーはゼロ。お酒を美味しく飲みながらも、しっかりミネラルを補給できるのは嬉しいですね。まさに「天然のサプリメント」と言えるでしょう。

不足しがちなミネラルを補給しながら、いつものお酒をもっと美味しく楽しませてくれる天海の水は、軟水～超硬水まで種類も充実。一度に飲み比べをしながら、自分に合ったベストな組み合わせを見つけられるメリットもあります。

最近巷で徐々に注目されている「ギルトフリー」という言葉。罪悪感を感じないという意味で、チョコレートやスイーツ等のカロリーが気になる食品に使われ始めました。飲酒と罪悪感は隣り合わせですが、天海の水でギルトフリーな飲み方も夢じゃない！？

通は「家飲み」。もう外に飲みに行かなくても良い！

各々が好きな焼酎、ウイスキーなどの「割り水」に天海の水を選んで、オリジナルの組み合わせを見つけましょう。そうすれば、家飲みで一番美味しいお酒をいつでも楽しめるはずです。もちろん「ロックが好み」という場合も、天海の水でロック用の氷を作ればミネラルたっぷりの氷が完成します。氷に含まれるミネラルがゆっくり溶け出し、時間と共に変わる風味や口触りを楽しむこともできます。天海の水を使用することで、外に出て飲むより美味しくお酒が飲めるかもしれませんね(笑)。

上記は天海の水で作った氷ですが、左からミネラルゼロの純水、順に250mg/L、500mg/L、1200mg/L、2500mg/Lの水を使用しています。含まれているミネラル量が多いほど、氷は白っぽくなります。外側から徐々に凍ることで空気やミネラル分が中央に集中するため、氷が白く見えるという訳です。ロックの氷の白さにも注目してみましょう。

割り水に「天海の水」を使うことで、美味しい家飲みと健康維持を両立

普段あまり意識が向かない「割り水」にこだわることで「晩酌」と「健康維持」の両立を実現できる可能性が高まります。割り水を変えることで、同じお酒でもさまざまな味や風味を楽しめるのは「家飲み」だからこその楽しめる飲み方ですよね。

そのうえでカロリーを気にせずに、不足しがちなミネラルを補い、健康も気遣える「天海の水」をぜひこの機会に試してみてください。

監修者　峰岸喜美子

株式会社ザ・セイクリッドワインの代表取締役を務める。母方の祖先が蔵元だったこともあり、日本酒の勉強を始めたことをきっかけに、唎酒師としての道を歩むことになる。現在は唎酒師、国際唎酒師 英語＆中国語、焼酎唎酒師、ビアアドバイザー、WSET® LEVEL3、オリーブオイルソムリエ®と多様な資格を保有。お酒の美味しい飲み方を専門家としてアドバイスしている。